自分だけの時間を作る!ひとりの時間を作る時短術を3つ紹介します。
本日も、夜のひとり時間を楽しみながらブログを書いているモリモトミライ(@mirai1975)です。こんばんは。みなさんは夜をいかがお過ごしですか。「ひとりの時間が、少しでも欲しい」今日の記事は、そんな人のための記事になります。
ひとりでゆっくり過ごしたいけれど、やることはいくらでもある。ならば「やること」にかかる時間を減らすしかありません。時間は、つくるもの。以下の3つだけでも実行できれば、今よりは「ひとりの時間」を増やせます。
◆オートチャージ式のクレジットカードを活用して、お金の支払いにかかる時間を減らす。
まず「SuicaやPASMOなどの、交通系電子マネーがオートチャージができるクレジットカードを使って、お金の支払にかかる時間を減らす」方法です。
コンビニのレジに並ぶ、電車にのるためにSuicaにお金をチャージする。そのために順番を待って、財布を出して、財布を開いて、支払いして、お釣りをもらって、お金を財布にしまって、財布をカバンにしまう。ああ!、文字にしただけでも時間がかかって面倒くさい!笑。
オートチャージ式クレジットカード(残額が一定額を割ると、一定額を自動でチャージしてくれるクレジットカード。たとえば、電子マネーの残高が3000円を切ったら自動で1万円をチャージしてくれる)をスマホと一緒に保管しておけば、全てが解決する。
支払いも一瞬だし、カバンから財布を出し入れする手間もないし、残金もクレジットカード後払いだから財布の中身を気にする心配もない。流通系(セブン-イレブンのナナコや、イオンのWAONなど)やEdyなどの電子マネーは使えないお店もあるけど、大都市圏なら交通系電子マネーはまず使えます。
なお、テクニックとして1回あたりにオートチャージをする金額は5千か1万円という、計算しやすい数字がおすすめです。「今月は10回チャージしたから、カードの支払は10万円か・・・」と計算しやすいからです。
最後に、オートチャージのクレジットカードは、くれぐれも使いすぎにご注意を笑。そこは意志の強さでカバーしてください笑。
ネットスーパーの活用
次は「ネットスーパーの活用」です。自分が使っているのは、イトーヨーカドーネットスーパー。
時間を作るために、Amazonや楽天じゃ買えないもの、生鮮食料品もネット通販を利用しましょう。わざわざお店に買いに行く時間を短縮できます。僕は、豆乳とか野菜を買うのに使っています笑。
イトーヨーカドーネットスーパーなら、ほぼすべての野菜や果物、肉、魚も揃うし、チラシの特売にも対応してくれてます笑。送料も2000円以上買えば100円です。
肉や野菜は、現物を見て決めたい、人もいるでしょうが、僕はそこまで気にしていません。イトーヨーカドーなら、さすが、という感じで品質は保証されてますしね。
店舗によりますが、夜も21~22時まで配達してくれます。
読んだ本の整理
最後に「本の整理の時短術」です。
僕は「もったいない本舗」さん等の、ダンボールも無料で送ってくれるし、ヤマト運輸が集荷にも来てくれる、という素晴らしいシステムの古本屋さんを活用しています。
ひとりの時間が好き、という人は間違いなく、本も好き(断言)。そうすると、問題になるのは読んだ本の整理です。部屋の住みに次々と積み上げられていく本たち。気にもなるし、捨てるにも、売るのにも時間を要する。そんな時間があったら、新しい本が読みたい!。
僕はどうしているかというと、もったいない本舗さんから送ってもらったダンボールに、もう読まないであろう本は次々と放り込んでいきます。
満杯になったら、そのまま封をして、もったいない本舗さんのウエブサイトから集荷の依頼をします。そうすると、ヤマト運輸が回収に来てくれます。
ネットで本を売るにもダンボールがない、集荷が手間、とうで時間がかかっている人は、ぜひこの方法を試してみてください。
時短ができるということは、思考を遮断しないで済む。
この他にもいろいろありますが、僕は自分の時間をつくるために無駄な時間は徹底的に省くことをしています。何かをやろうとするときに、人は意識をとられます。
その時間を少しでも減らすために、僕は時短をして自分の時間を作れるように努力しています。
お金の支払はこうする、食料品が欲しくなったらこうする、古本の処理はこうする、とすべて「仕組み化」しているわけです。仕組み化することで、時間を短縮して、ひとりの時間を増やすことができますよ。
なお「仕組み化」については下記の本を参考にしてみてください。名著です。
それでは、楽しいひとりの時間を!
ひとりのコーヒータイムを充実させるために、自分の好きなコーヒーを積極的に探そう。
コーヒーは、みんなで飲むより、ひとりで飲む方が間違いなく美味しい。
脳を気持ちよくさせる芳ばしい香り、カカオ95%チョコレートのような色、好みの苦みの味。全て自分のものだ。
カフェで誰かと飲むコーヒーも、美味しい。でも、誰かに気持ちが取られてしまっている分、コーヒーの味が落ちる。
だから、コーヒーはひとりで飲むものだと思う。
積極的に、自分好みのコーヒーを探そう
そんなひとりのコーヒータイム。重要な時間だからこそ、自分好みのコーヒー豆を使って、家で淹れて楽しみたいものです。
お値段が高くても、良い豆を使って、いい味を求めたい。
たとえば、100g1000円のコーヒー豆を買ったとします。1杯に20gの豆を使ったら5杯入れられるので、1杯あたり200円。チェーン系のコーヒー店で飲むより安いんです。(スターバックスで買う豆がだいたい100g650円くらいなので、100g1000円の豆というと、かなりいい部類です)
自分の好みのコーヒーに出会うには、恋人に出会うより難しいかもしれないけれど。
ということで、コーヒーを探しに行ってきました。
先日の日曜日に、表参道で開催されていたTokyoCOFFEEfestival 2016へ行ってきました。
コーヒーショップが30店ほど出店していて、1000円で5杯、出店しているお店で試しのみができるコーヒーチケットが買えます。
こちらをフル活用して、好みのコーヒーを探します。
さすがはどこも、スペシャリティコーヒーを出しているお店だけあって、良い豆が揃ってました。
開始1時間もたっていないのに、この人混みです。
コーヒーは人気がある。
気に入ったお店を見つけて、コーヒー豆を買う。
Yeti Fazenda COFFEEさん。
滋賀県からの出店だそう。こういう機会は、東京にないコーヒー店を中心に見ていました。
ひとりでする好きなことには、徹底的にこだわるべき。
いいコーヒー豆が見つかった。これを家でひとりでゆっくり飲む。おそらく、これが幸せな時間というものだろう。
一日かけて、表参道まで出かけて、コーヒー豆を探す。そこまでしなくてもという声もあるだろうけど、ひとりの時間を大事にする人は、ひとりの時間を充実させることに徹底的にこだわっていいと思う。
それが、幸せな時間を作るのだから。
コーヒーと、ひとりで飲むコーヒーが好きな方へ。
ぜひ、自分の好きにこだわって、美味しいコーヒーを飲んでくださいね。
「孤独のグルメ」と「純喫茶ブーム」。皆、一人の空間を求めている。
「孤独のグルメ」という漫画。ドラマ化もされて有名な作品だけれど、この作品が最初に発表されたのは1996年と20年以上前だ。
それが近年になって話題となっているのは、やはり「孤独」「ひとり」というものを重視する人が多くなってきているからだろう。
「孤独のグルメ」はなぜここまで支持されたか
「孤独のグルメ」は主人公の五郎さんがひとりで黙々とご飯を食べるマンガだ。(ちなみに、下戸という設定のためお酒の話は出てこない)。
このマンガがここまで注目を浴びた理由は「ひとりで、美味いものを食べたい」という人が多くいて、そして、実際にそれを実行できている人が少ない、ということがあるのだと思う。
飲食店に行こうにも、ひとりでは入りにくいお店も多いし、周りの視線も気になる。店員に「ひとりです」と告げるとなんだか冷遇されているような気分にもなる。テーブル席が開いているにもかかわらず、落ち着いていないカウンター席に案内されたりする。
そんな現状があって、ひとりで美味いものを食べたい、という人の欲望を見事に掴んだのが「孤独のグルメ」だと思っている。
カフェブーム、の終わり方
思えば、スターバックスも日本上陸当時は「サードプレイス」という概念を全面に打ち出していた。家と職場に続く「第三の場所」。
僕も、昔はスターバックスによく行っていた。それは美味しいコーヒーと、第三の場所でひとりゆっくり、考えに浸る、ということをしていたので。
でも、今はスターバックスはそういう場所ではなくなってしまっている。注文するまで行列、席の確保は難しく、座っても周りは騒がしく落ち着かない。スターバックスはもはや、ひとりを求めるお店ではないのだ。
そして、純喫茶ブーム
かわりに、最近は「純喫茶ブーム」だ。純喫茶、基本的にお酒を出さず、昭和的な内装。ソファ席で新聞でも読みながらゆっくり過ごす。周りも同じようなお客さんばかりなので非常に居心地がいい。
※写真は上野で撮影
純喫茶、というものはここ20年位、スタバ等のコーヒーショップに押されて数を減らしていたと思う。それがここ数年もてはやされているのなぜか?
シアトル系やら、サードヴェイブなんちゃらなコーヒー店に違和感を覚える人が多いということなんだと、思う。
思うに、コーヒーを飲むお店というのは休む場所だけでなく、ひとりを求める人からもかなりの需要があるはずだ。スターバックスはファッションやコーヒーの美味しさで伸びた部分もあるけれど、全く新しいひとりでいられる場所、という点が大きかったのではないだろうか。
おわりに
孤独を、ひとりを求めている人は、多い。そして、なんでも情報過多のこの時代、ひとりになれる場所を求めている人はさらに多くなっていくだろう。そんな場所が増えていくことを切に望んでいます。
ひとりの時間が欲しい・・・、なら、ホテルのデイユースを利用しよう。
自分の部屋以外で、誰もそばにいない空間でひとりになりたい。
情報過多の時代に、そう考える人は多いと思いはず。
そんな人には、ホテルのデイユースをおすすめします。
料金は5千~7千円くらいかかるが、価格以上のひとりの時間が手に入る。
デイユースとは?
デイユースは、ホテルを日中に時間単位で借りられるサービス。普通、ホテルは泊りでの利用だけど、日中も部屋を貸せばホテルも部屋の回転率をあげられるため、最近は多くのホテルで実施している。
旅行予約サイト「じゃらん」や「楽天トラベル」には「日帰り・デイユース」専門のコーナーがあり、そちらで探すことができる。
デイユースの利点
なぜデイユースがいいかといえば、完全に密室で1人になれること。ホテルの部屋は、誰にも邪魔されない。
マンガ喫茶は個室とはいえ狭すぎて落ち着かないし、周りに誘惑もある。カフェは周りの人が気になるし、騒がしい。でも、デイユースなら誰にも邪魔されずに完全にひとりになれる。
だいたいのデイユースホテルは、どこの繁華街にもある。昼間の数時間、部屋を利用することができるシステムなので、家族や友達がいても数時間だけ抜けてひとりになることができる。
時間も短いところで2時間から借りられる。長ければ7時間、日中まるまるいられるという部屋もある。ひとりになりたい時間に合わせて、利用することができる。
(ちなみに僕の場合、池袋で最大12時間いられるというデイユースホテルがあり、しかも値段は6000円!。よくそのホテルを利用していたが、さすがに割に合わないのか5時間のコースに変わってしまった・・・)
アパホテルグループのように、温泉があるホテルもあるので、リフレッシュにも最適。
テレビとスマホを消して、完全にひとりになろう。
ホテルの部屋を利用するとはいえ、テレビを見たり、スマホをいじっていては、ひとりの時間を満喫することができない。テレビのコンセントを抜いて、スマホの電源を切って、外からの情報はシャットダウンしよう。
その二つを断ち切る。そうすれば本当の孤独が数時間手に入る。それがホテルのデイユース!
活用法
ノートとペンがあれば、充分。それでひとり会議を行えば、自分を見つめなおすことができる。僕はデイユースを使うときは、ノートとペンと本しかもちこまないことが多い。
本を持ち込む場合電子書籍がおすすめ。がさばらないし、重くないので。
電子書籍の場合、通信機能ないのがKindleがおすすめ。Kindleってスマートフォンでも読めるけど、ネットにつなげると結局孤独から離れちゃうので。
おわりに
自分でひとりきりになって、しかも外界からの情報を全部シャットダウンしてひとりになれる。そんな空間は意外とない。
そんな時間を得ることができるホテルのデイユース。ひとりの時間が欲しい人は、ぜひ利用してみてほしい。そして、良い活用方法があったら教えて下さい。
1人で過ごす週末は、神保町が最強である。神保町歴25年が解説します。
1人で過ごす週末は、神保町が最強である。
本が好きだったので、中学生の時から神保町へ行っています。
神保町?古本があるだけでしょ?
そんなイメージの人にもぜひ行ってみてほしいと思います
●1人の多い街、神保町。
神保町は基本的にはビジネス街なので、土日はあまり人がいない。そして、本屋さんというのは誰かとわいわい来るという場所ではないので、必然的に1人客が多い。これが神保町の1人で過ごしやすい最大の理由。
1人好きは、本が好きなことは間違いないと思う。神保町は古本の街として有名だけど、大きな新刊書店もあります。三省堂書店・東京堂・書泉グランデなど。この3店舗がそれぞれ徒歩1分で行けるので、大型書店をはしごできます。
古書店は専門書店が多く、文学・歴史・中国、なかにはイタリア専門なんてのもあります。
専門的な本を探すのも、最適です。
なお、日曜日が定休日の古本や飲食店は多いのですが、日曜日でも新刊書店は全て開いているので十分楽しめます。
●1人で休憩がしやすい!
神保町のいいところに休憩できる喫茶店が多いというのがあります。スターバックス・ドトール・タリーズ・サンマルクカフェ等のチェーン系は全てあり ます。そして週末ならそこまで混んでいないので、座れる可能性が高いです。新宿や渋谷じゃ、席を取るのも一苦労ですもんね。
また、古くからやっている喫茶店も多く、休憩するところには事欠きません。
好みのコーヒーを飲みながら、買ったばかりの本を読む。最高の時間です。
本屋を巡り、喫茶店で休憩する。それで一日過ごせるのが魅力的です。
●1人で食事もしやすい!
神保町はカレーの街で有名ですが、カレーだけでなく飲食店が多くあります。
そして、1人で入りやすいお店が多い。定食屋・ドイツ料理・餃子・洋食屋・・・。
美味いもの、食えますよ。
●交通アクセスも抜群。運動もできる。
交通アクセスも抜群。運動もできる。
神保町は東京のど真ん中。新宿も渋谷も、地下鉄で10分ちょいで行けます。東京駅なら歩いて行ける距離。何かの用事のついでに立ち寄って十分楽しめる場所です
また、本だけでなく、運動もできます。皇居が近いのでランナーズステーションも何軒かあり、本を読んだ後そのまま皇居を走ったりすることもできます。
●おわりに
あなたは何も予定がない日は神保町に入ってみませんか?
知的好奇心をめざして週末休んでパワーが出ること間違いなしです。
1人になりたいときは、昼間の高速バスに乗るといいよ。ただし、3列の独立シートのバスで。
こんばんは、モリモトです。人間関係に疲れたという人には、高速バスで1人旅をおすすめしています。ただし、一般のバスのような、隣が違うお客さんの座らない、3列独立シートのバスに。
●なぜ、3列独立シートバスをおすすめするのか?
先日、友人に会いに仙台へ行ってきました。
写真ではわかりにくいですが(笑)3列独立シートバスは、隣に違うお客さんがいません。カーテンもついていて、完全に孤独になれます。
飛行機や、新幹線や、電車ではこうはいきません。1人とはいえ、隣や周りは他人がいっぱいいて、落ち着きません。
飛行機のファーストクラスや、新幹線のグランクラスも独立席あるじゃないかって?あんな料金高い乗り物に乗れませんよ(笑)
今回自分が乗った高速バスは、新宿ー仙台5900円。新幹線より、5000円くらい安いですよ。
6時間かかりますが、その時間を移動に使える贅沢。
●昼行バスがおすすめ
そして、夜行じゃなくて、昼行バスを選ぶべきです。夜行は寝るだけなので。
途中、パーキングエリア休憩はあるけれど、5時間は1人でいることができます。他人と関わらず、5時間日常から離れた1人の時間。
人間関係に疲れたら、こうして強制的に1人になるのが一番です。
僕は今回、知人に会うためのバス旅行なので、人間関係に疲れた旅行ではありませんでしたが(笑)
●高速バスで旅をすると、自分の本当の性格がわかるよ
高速バスで、6時間ひとり。
誰かと一緒でないと、旅行ができたいという人には向かない旅かもしれません。
でも、僕は苦痛ではないんです。
むしろ、乗って降りたら元気が出ているような(笑)1人でしばらくいると、元気が出てくる。そんな性格なんです。
1人が好きな性格か、それが苦痛なのかどうか。そんな性格も、わかりますよ。
あなたも、1人で高速バスで旅にでてみませんか?1人きりになれる独立シートで。
何か、新しい自分が見えるかもしれませんよ。
そうだ、あしたは桜桃忌。 太宰治を人間失格と斜陽と走れメロスだけしか読まないのは、人生損だぞ。
「人非人(ひとでなし)でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ」
と言いました。
「ヴィヨンの妻」ー太宰治
そう、とりあえず今のところは生きていてブログがかければよい、と感じているモリモト(@mirai1975)です。
こんばんは。
明日6/19が太宰治の命日、桜桃忌なので、前から何回も叫んでいることを改めて叫びます。
太宰を人間失格と斜陽と走れメロス、だけでやめてしまうのはもったいない!
太宰治、というのはどうしても人間失格と、最後の心中事件に引きずられてしまいます。
人間のイメージというのはそんなものだ、といえばそんなものなのですが、そこで終わって、太宰で有名な
人間失格
斜陽
走れメロス
あたりを読んで終わりにしてしまうのは、あまりにももったいない!
と思うのです。
太宰がすごいのは、ストーリーよりも、比喩。
そして、言葉の選び方と、一人称を書き分ける技術ですね。
個人的なおすすめとしては、
冒頭の「ヴィヨンの妻」
女生徒の一人称で書かれた「女生徒」
あまり知られていないですが「新樹の言葉」
になります、
女生徒と、新樹の言葉の一文を引用します。
さようなら、私は、王子様のいないシンデレラ姫。わたくし、東京のどこにいるか、ご存じですか?
もう、ふたたび、お目にかかりません。
(女生徒)
よく人は、甲府を、「擂鉢すりばちの底」と評しているが、当っていない。甲府は、もっとハイカラである。シルクハットを倒さかさまにして、その帽子の底に、小さい小さい旗を立てた、それが甲府だと思えば、間違いない。きれいに文化の、しみとおっているまちである。
(新樹の言葉)
こうした、抜き出した一文を読んだだけでも、
作品を読んでみたいと思いませんか?
これが、太宰の魅力です。
太宰が亡くなり、67年。
自分はいつの間にか太宰の死んだ年齢を越えてしまいましたが、
大人になってから読む太宰、というのは
学生時代に読んだ太宰とは、違った感想を持つのは確かです。
そう、太宰の言っていたことは、そんなにはずれていなかった、ということも。
今日は久々に、斜陽でも読み直しながら眠りにつこうと考えています。
姉さん、僕はブロガーです。